2015.4.10
日本の心、桜。
満開に咲き誇るその姿は気品にあふれ、散りゆく儚さまでも美しい桜は古来より情緒豊かな日本人の心をとらえてきました。
そんな桜を組子で表現した葵の書院、「さくら組子」
繊細かつ可憐で華のある作品に仕上がりました。
組子には現在200種類以上の様々な形がありますが、その形には花言葉のように意味を持つものも多くあります。
こちらの「さくら組子」は麻の葉の変形で、「麻の葉」は古来から神事に用いられたものです。
麻の葉のように丈夫でまっすぐに伸びて欲しい、との思いから魔除けとして赤ちゃんの産着に使われていました。
このように組子「麻の葉」は厄除けの意味を持ち、そこに桜の華やかさを織り交ぜたデザインがこちらの「さくら組子」となっています。
アオイでは、木曽ひのきを素材にした風格あふれる特別注文の手作り書院組子、自然の恵みと匠の技をご満足いただける書院障子をお届けしております。
日本の伝統美を余すことなく表現し、お客様の思いと願いを作品に込めて制作いたします。